2006年6月1日

ドイツの異常気象も、ついにここまで来たか、という感じです。6月というのに、日中の最高気温は9度。朝夕には吐く息が白く見えます。冬のコートにマフラー、手袋は外出時の必需品です。今朝は原稿を書いている時に寒かったので、暖房をつけました。標高800メートル以上の地域では、雪が降っています。東京では今日の気温が28度だったそうですが、6月にミュンヘンでこれだけの寒さを体験したのは、過去16年間で初めてのことです。

先日の日独親善試合で日本がドイツに対して2対2の引き分けという善戦ぶりを見せたため、ドイツ人からよくそのことについて話しかけられます。このため「日本は、ワールドカップ前にドイツを負かすと悪いと思って、手加減したから引き分けになったんだよ」と言うと、みな大笑いします。

6月8日にベルリンの、「7月20日事件記念館」で、午後7時から、アウシュビッツ国際委員会主催の講演会で「日本人が見た過去との対決」について、ドイツ語で話をします。ベルリン在住の方は、よろしければご出席下さい。